「ひとつぶのたね」は、聞く人それぞれが演奏を聴き、

たったひとつぶのたねでよいので、心の中に音楽の種を植え育ててほしいという願いが込められ、

コンサートの題目として名付けられました。

明石弦楽四重奏団は今回の演奏会のために、強いて言うならばシューベルトの弦楽四重奏曲“死と乙女”を演奏するため、
明石にゆかりの深い4人のメンバーによって結成されました。
普段は明石フィルハーモニー管弦楽団にて60人を超える大きな編成で演奏をしていますが、
この度は管楽器も打楽器も更には指揮者もいない、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの弦楽器に限った小さな編成で“音の調和”“フレーズの柔軟性”“揺るぎない結束”を目指し日々情熱を注いでいます。

【出演者】
1stヴァイオリン／藤澤毬絵（ふじさわまりえ）
2stヴァイオリン／ 藤本雅代（ふじもとまさよ）
ヴィオラ／安部薫（あべかおる）
チェロ／玉田陽子（たまだようこ）

《演奏曲目》
1.
フランツ・クサヴァー・リヒター
弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調 op.5-1
2.
フランツ・ペーター・シューベルト
弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 “死と乙女” D810