イベント情報
映画「キセキの葉書」
明石市民会館大ホール 5月8日(火)
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■料金一般・しおさいクラブとも ■時間2回上映 ■発売日一般発売:3月22日(木) ■チケット取り扱いアワーズホール・明石市立市民会館 TEL 078-912-1234 ■主催【主催】兵庫県映画センター ■お問い合わせ兵庫県映画センター TEL 078-331-6100 |
公演内容
母への思いを託した葉書は13年間で5000枚にも及んだ
このままでいいんや、このまま幸せになるんや
阪神淡路大震災から半年。
兵庫県西宮市を舞台に、難病の娘と、認知症とうつ病を併発する母に挟まれながらも、
度重なる試練を乗り越え、勇敢に生き抜く主人公の実話に基づく感動の物語。
マドリード国際映画祭(外国映画)で最優秀監督賞を受賞。また、主人公を熱演した鈴木紗理奈は高く評価され、最優秀主演女優賞を受賞した。
ストーリー
難病の娘・望美の介護、子育て、家事…全てをひとりで背負い、追いつめられた美幸は長年会っていない離れて暮らす母・喜子に支援を求めたが冷たく断られる。
見えないストレスを抱えた美幸は、見た目は元気ながらも不眠と摂食障害に悩む‟仮面うつ”を患ってしまう。
そんな疲れきった毎日で、美幸は“望美がいなかったら幸せだった…”という自分の無思慮な考えにハッとするが、
次の瞬間、美幸の脳裏には、同じ団地に住み、いつも母親のようにしてくれている 大守(83歳)に言われた言葉が浮かんだ。
「全ては自分やからね」
望美のせいじゃない。全ては自分次第だ。
そう思った美幸はもう一度、自分らしい生き方を取り戻すべく、夢だった児童文学者への道を目指し、小説を書きはじめる。
しかし、美幸が前向きになり、暗闇から抜け出そうと決めた途端、美幸の前に新たな試練が襲ってくる。
母の喜子が認知症とうつ病を併発してしまったのだ…。
「死にたい」と訴える母に、手を差し伸べる気がおきない美幸。
本当に困っている時に助けてくれなかった母を、そう簡単に助けたいとは思えない。
だが、子どもの頃の懐かしい記憶をたどれば、親子の距離はそう遠いものではなかった――。
「葉書100枚ください!」
美幸は、郵便局で大量の葉書を購入。母に向けて「くすっ」と笑える日々の話を書いて送ることにした。
毎日を少しでも、明るくするような出来事を書いて送る。
それは、将来が見通せず暗闇で怯えているかもしれない母の心に、灯をつけたい一心からであった。
私の葉書を待っていてほしい。明日の朝も、明後日の朝もずっと生きていてほしい。美幸は、毎日かかさず葉書を出し続けた…。
原作:脇谷みどり「希望のスイッチは、くすっ」(鳳書院)
監督:ジャッキー・ウー
出演:鈴木紗理奈 八日市屋天満(子役) 福富慶士郎(子役) 土屋貴子 申芳夫
酒田かおる 雪村いづみ(特別出演) 石川裕見子 湖中香名子 門村伊奈子 亀井賢二 赤座美代子
(2017年/日本/1時間30分 ⓒ2017年「キセキの葉書」製作委員会)