イベント情報
フジコ・ヘミング with N響メンバーの仲間たち
明石市民会館大ホール 11月4日(日)
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■料金【しおさいクラブ会員】S席9,300円/A席6,500円 ■時間開場 14:00 ■発売日しおさいクラブ・一般ともに発売日:7月29日(日) ■チケット取り扱いアワーズホール・明石市立市民会館 TEL 078-912-1234 ■主催【主催】サンライズプロモーション東京 ■お問い合わせアワーズホール・明石市立市民会館 |
公演内容
日本で最も支持されるクラシックピアノの偉才、フジコ・ヘミングが明石へ!
☆会館販売枚数終了いたしました☆
※お電話でご予約の際は、座席図を ご覧になりながらご希望のお席をお伝えいただきますとスムーズにご予約いただけます。
イングリット・フジコ・ヘミング
スウェーデン人建築家ジョスタ・ジョルジ・ヘミングと東京音楽学校(現・東京藝術大学)出身のピアニスト大月投網子を両親としてベルリンで生まれる。母の指導で幼いころからピアノを始めた。
10歳のとき、レオニード・クロイツアーにつき、大きな影響を受ける。クロイツアーは彼女が将来、世界中の人々を魅惑するピアニストになるだろうと予言していた。
青山学院、東京藝術大学を経て、NHK・毎日コンクール受賞、日本フィルなど数多くのオーケストラと共演。来日中のサムソン・フランソワは、フジコのショパン、リストを聴き絶賛。
ベルリン国立音楽学校に入学し首席で卒業後、ウィーンに移り、後見人でもあったパウル・バドウーラ・スコダに師事した。
今世紀最大の一人ともいわれる作曲家・指揮者のブルーノ・マデルナにウィーンで才能を認められ、彼のソリストとして契約したことは、彼女が最も誇りとしているところのひとつである。ちなみにこの成約に際しては、彼女の演奏に感銘を受けたレナード・バーンスタインからのサポートがあった。
同年8月に発売されたファーストCD『奇蹟のカンパネラ』は200万枚を超える売り上げという、クラシック界異例の大ヒットを記録し、いまだにその記録を更新し続けている。これまで2枚のCDで日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2001年6月には、ニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルに3000人の聴衆が会場を埋め尽くし、感動の渦を巻き起こした。集まった聴衆からは「マリア・カラス以来の大盛会」と絶賛の声が絶えず、大成功とともに演奏活動の幅を世界へと広げるための第一歩を踏み出した。2007年より現在までワルシャワショパンフェスティバル、パブロ・カザルスインターナショナルフェスティバル、ソフィアインターナショナルフェスティバルなどから招待されている。その他この10年にわたる世界中の伝統あるコンサートホールでのソロ公演や世界の第一線で活躍する著名オーケストラ、ロイヤルフィルとの共演は枚挙にいとまがない。彼女と共演した際、ミッシャ・マイスキーは“忘れ得ないピアニスト”、マキシム・ヴェンゲーロフは“あなたの芸術を賞賛します”と形容している。その他共演した多くのアーティストから絶賛されている。
2013年には、モスクワ・フィル、チェコラジオシンフォニーなどからソリストとして招待されている。同年、フジコの最新CDが、スペイン最大のクラシック・ラジオ番組「カタルーニャ・ラジオ」のリスナーにより1位に選ばれた。
2014年には9月から11月までヨーロッパ9ヵ所11会場で演奏会を開催し、各地でスタンディングオベーションを受け大好評を博した。
2015年6月にはプラハ放送交響楽団と共演、また12月にはキエフ国立フィルハーモニー交響楽団との共演、2004年頃から何度も共演しているモスクワフィルハーモニー管弦楽団と2016年2月に再び共演し素晴らしい演奏に拍手の嵐であった。
2016年4月にはニューヨークの国連本部会議場で「日本国連加盟60周年記念」の文化事業で演奏し拍手喝采。その後チリ、アルゼンチン、マナウス、パラグアイでも「日本人移民開始80周年記念文化事業」コンサートと南米ツアーを大好評で終えた。
秋にはヨーロッパ6ヵ国10公演を行い、日本では、エルサレム交響楽団などと精力的に演奏活動を行い2017年4月にはイタリア国立管弦楽団と共演、5月にアメリカツアーを大成功で終えた。
6月以降モスクワフィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ロシア国立交響楽団、バルチック弦楽四重奏団と共演、ブタペスト、キエフなどでソロ公演を大盛況で終えた。夏のポーランドフェスティバルに出演、地元ラジオ局は、『コンサートで観客は、ショパン、リスト、などの曲の演奏に酔いしれた。彼女のピアノ演奏が綺麗だった。私は、この時代に技術的で美しく演奏するようなピアニストを聞いたことがない。彼女は作曲家の全てのキャラクターと魂を再現した。それは美しかった。』と大絶賛の評価を受けた。
2017年4月からプライベートレーベル(ダギーレーベル)より会場限定盤としてライブ・ソロ・アルバムを発売。
2018年3月にはイタリア国立管弦楽団とイタリアツアー、4月にはオーストリアでウィーン室内管弦楽団とモーツァルトホールで共演し大盛況で終えた。
2018年6月には、ドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」が公開されている。
今後の予定としてニューヨークのカーネギーホールでの公演や、ヨーロッパ各地からも出演、共演依頼や招待が来ている。
コンサート情報やCD等の詳細は公式サイトにて。
フジコ・ヘミング 公式サイト http://fuzjko.net/
N響メンバーによる室内オーケストラ
1926年に発足した日本最初のプロフェッショナル・オーケストラ、新交響楽団は、51年NHKの全面的な支援を受け、NHK交響楽団として再編、エルネスト・アンセルメ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、イゴール・ストラヴィンスキー、ロヴロ・フォン・マタチッチ等歴史上の巨匠たちを指揮台に招き、日本音楽界のメインストリームを成した。現在54回の定期演奏会を含む年間120回の公演を行っており、1960年以来数多くの海外公演も実施している。楽員による室内楽活動も活発で永峰高志がコンサートマスターを務める室内オーケストラは、質・人気共にトップクラスの水準を誇っている。
永峰 高志
1980年東京藝術大学卒業。同年NHK交響楽団に入団。第1ヴァイオリン次席奏者、第2ヴァイオリン首席奏者として活躍する。2012年NHK交響楽団より同団への功績が認められ第32回有馬賞を授与される。2015年同団を退団する。
現在、オーケストラとの共演等ソロヴァイオリニストとして活躍している。ゲストコンサートマスターとしても、新日本フィル、シティフィル、仙台フィル、山形交響楽団、新星日本交響楽団(現東京フィル)などのオーケストラに出演し好評を得ている。
また、指導者としては、1995年、名古屋白川ホールに於いて、田中カレン作曲「ウェーブ・メカニズム」「キャニオン(世界初演)」N響メンバーによるオーケストラを指揮しデビュー。その後も同オーケストラでプロコフィエフ作曲「ピーターと狼」、モーツアルト作曲:交響曲第40番、ベートーヴェン作曲:交響曲第5番「運命」等の指揮をし、聴衆・N響メンバー双方から絶賛を浴びる。
現在は仙台フィル、アンサンブル神戸、オンディーヌ室内管弦楽団、FAF管弦楽団等を指揮している。2017年1月仙台フィル&小曾根真氏との共演で演奏された、ガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」は非常に高い好評を得た。
近年はオーケストラの合奏指導にも力を注ぎ、その指導を受けたオーケストラのアンサンブルは劇的に改善されると定評がある。
国立音楽大学教授、洗足学園音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にも当たる。その指導はヴァイオリン奏法だけにとどまらず、オーケストラスタディ、オーケストラ奏法にまで及び、門下からはミュンヘンフィル、NHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルをはじめ国内外のオーケストラのオーディションに数多くの合格者を輩出している。2010年より岩手県の久慈市文化会館(アンバーホール)の芸術監督も務め、数々の公演をプロデュースし成功を収めている。