出演者

指揮：斉田　好男

オペラを中心に幅広いレパートリーを持つオールラウンド指揮者。

1984年「ヘンゼルとグレーテル」指揮でオペラデビュー。

以後「フィガロの結婚」「椿姫」「こうもり」「メリー・ウィドウ」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」他多くのオペラを指揮，関西オペラ界において重要な役割を果たして来ている。

管弦楽では大阪交響楽団をはじめ，関西フィル，神戸室内合奏団等のオーケストラと共演，クライオバ・フィルハーモニー（ルーマニア）の客演指揮など国内外で活躍。

合唱では管弦楽付き作品，また，木下牧子，千原英喜，信長貴富など現代を代表する作曲家の作品初演で，その本領を発揮している。

斎藤秀雄最後の門下生の一人。

著書『はじめての指揮法』（音楽之友社）は現在，第17版が好評発売中。　

日本指揮者協会，日本演奏連盟，全日本合唱連盟常務理事・関西支部長・兵庫県理事長，明石フィルハーモニー管弦楽団指揮者，他関係団体多数。神戸大学名誉教授。2009年兵庫県文化功労賞受賞。

オオスキ役：松本 薫平

明石市出身。

神戸大学附属明石中学校卒業、京都市立堀川高等学校音楽科を経て、東京藝術大学卒業。卒業後渡伊し、フィオレンツァ・コッソット、イーヴォ・ヴィンコ両氏のもとで研鑽を積む。

1999年関西二期会35周年記念オペラ「ラ・ボエーム」ロドルフォ役でデビュー、同年「蝶々夫人」ピンカートン役と立て続けに出演、共に絶賛を博した。その他にも数々のオペラに主演し、好評を得ている。

また、ベートーヴェン「交響曲第9番」をはじめソリストとしても活躍。

第27回イタリア声楽コンコルソテノール特賞、第17回飯塚新人音楽コンクール第3位、第8回ABC新人コンサート・オーディション最優秀賞、第2回松方ホール音楽賞選考委員奨励賞、第13回宝塚ベガ音楽コンクール第3位、第74回日本音楽コンクール入選など多数入選入賞。

アヒメ役：松田　緑

神戸女学院大学音楽学部卒業。東京音楽大学大学院修了。ウィーン国立音楽大学大学院修了。

2009年～2010年ウィーン国立ブルク劇場に出演。

オペラ「蝶々夫人」、「夕鶴」、「メーゼ・マリアーノ」に主演。「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ラダミスト」（日本初演）に出演。ヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」、ヴィヴァルディ「グローリア」、モーツァルト「戴冠ミサ」、ベートーヴェン「第九」等でソリストを務める。

文化庁主催「松田緑ソプラノ・リサイタル」を、いずみホールにて開催。

大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演。

ノーヴィ国際音楽コンクール奨励賞受賞。

神戸女学院大学音楽教室講師。東京二期会会員。

ウヒト役：諏訪部 匡司

神戸市出身、明石市在住。大阪音楽大学卒業、同専攻科修了。

これまで「魔笛」「椿姫」「真夏の夜の夢」等、様々なオペラの主要な役や「第九」「メサイヤ」「カルミナ・ブラーナ」等の宗教曲のソリストとしても出演、好評を博す。中でも三枝成彰作曲オラトリオ「ヤマトタケル」ヤマトタケル役は羽曳野にて毎年再演を重ねる当たり役である。

2011年、イタリアにて研修を積む。

近年では「レ・ミゼラブル」(演奏会形式)マリウス役の好演など活躍の場を広げている。

第29回リトルカメリアコンクール(摂津音楽祭)奨励賞受賞現在、関西二期会準会員、ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団登録正団員、二星音楽教室講師、神戸音楽家協会会員、少年少女合唱団"心会(こころえ)"指導者。

オフィシャルウェブサイトhttp://minori-tadashi.com/

イラコ役：名島 嘉津栄

武庫川女子大学音楽学部声楽学科卒業。

各種コンサートに出演の他、ブラジル移民90年でのブラジル公演、イタリアでの演奏会に出演など国内外で多くの演奏会に出演し、明石「第九」「メサイア」等のアルトソロ、「フィガロの結婚」マルチェリーナ、「魔笛」ダーメⅡ、ダーメⅢ「カルメン」カルメン、「蝶々夫人」スズキ、「こうもり」オルロフスキー候、「おこんじょうるり」ばばさま、「アマールと夜の訪問者」の母、「サルタン王の物語」母親役など幅広いキャラクターを演唱し、安定した歌唱と演技は指揮者・演出家からの信頼も厚く、常に好評を得ている。

小村亮三・荘智世惠、伊原直子、井上和世、酒井泰子の各氏に師事。

関西二期会会員。