「ひとつぶのたね」は、聞く人それぞれが演奏を聴き、

たったひとつぶのたねでよいので、心の中に音楽の種を植え育ててほしいという願いが込められ、

コンサートの題目として名付けられました。

出演

ヴァイオリン　福嶋令奈

明石市生まれ。神戸大学発達科学部付属明石中学校卒業。兵庫県立西宮高校音楽科を経て、京都市立芸術大学音楽学部卒業。’08年TIAA東京国際芸術協会の派遣助成により、ユーロフェスティバル・ドイツ国立ライプツィヒ音楽大学マスタークラス修了。’09年京都国際学生音楽フェスティバルに出演。第６回関西弦楽コンクールにおいて優良賞受賞。第９回日本音楽家コンクール全国大会入選。第14回長江杯国際音楽コンクール第3位。第9回全日本芸術コンクールにて大学・一般の部第2位。これまでに杉山雄一、稲垣美奈子、沼田園子の各氏に師事。’10年～’13年、指揮者佐渡裕が芸術監督を務める、兵庫芸術文化センター管弦楽団（PACオーケストラ）に所属。コアメンバー兼フォアシュピーラー（次席奏者）として活躍。テレビ朝日系「題名のない音楽会」、MBS・TBS系列「サントリー1万人の第九」「西本願寺音舞台（指揮・久石譲）」、NHK系列「オーケストラの森」など多数出演。 現在宝塚歌劇オーケストラヴァイオリン奏者。

ピアノ　松尾紗里

兵庫県立西宮高校音楽科を経て、京都市立芸術大学音楽学部、同大学大学院修了。大学在中、ピアノフェスティバル・学内リサイタル・卒業演奏会・日本ピアノ調律師協会主催コンサートなどに選抜され出演。京都フランス音楽アカデミーにてC.イヴァルディ氏のマスタークラスを受講、受講生コンサートに選出され出演、アカデミーよりパリ・エコールノルマル音楽院へのスカラシップ（奨学制度）を受ける。その後渡仏し、同音楽院にて高等ディプロムを取得。兵庫県高等学校独唱・独奏コンクール第1位・併せて神戸新聞賞を受賞。KOBE国際学生音楽コンクール優秀賞併せて審査委員長賞を受賞。ショパン国際ピアノコンクールin ASIA大学生部門全国大会金賞、アジア大会で銀賞。クロード・ボネトン国際ピアノコンクール（仏）第2位併せて聴衆賞を受賞、褒賞公演として翌年南仏の音楽祭に招かれ、2都市でピアノリサイタルを開催。クロード。カーン国際ピアノコンクール（仏）にてスクリャービン賞、シマノフスキ賞を受賞。その他、国内外のコンクールで入選入賞。これまでに福尾文子、池田寿美子、坂井千春、Bruno Rigutto、Sodi Braide、Francoise Thinatの各氏に師事。現在関西を拠点にソリストや室内楽奏者として活動する傍ら、後進の指導、コンクールの審査員等も行う。